新型肺炎だけじゃない!気を付けたい感染症「肺炎」の症状と原因

肺炎の分類

肺炎は細菌やウィルス、クラジミアなどさまざまな微生物が肺の組織内で増殖し発症します。
(この他薬剤やアレルギーによっておこるものもあります)
日本人の死因で4番目と多いのに、軽視されやすいのは、風邪の症状と似ていることが原因の一つです。

そもそも「肺」の機能とは、体内の二酸化炭素と、体内に取り込んだ酸素を交換する重要な臓器であることはご存知の通りです。

肺炎はかかった場所によって市中肺炎院内肺炎の2つに分類できます。
市中肺炎は日常生活を普通に行っていた人が医療施設以外で感染したもののことで、院内肺炎とは何らかの別な病気を持っている人が医療施設内で感染した肺炎をいいます。
これら2つの肺炎は原因となる徹生物の種類も大きく違います。

市中肺炎は

市中肺炎を起こす微生物は肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、レジオネラ菌、インフルエンザ菌(同名のウイルスとは別)、マイコプラズマ、クラジミア、ウイルスなどがあります。
かぜに似た症状から発熱、悪寒(寒け)、胸の痛みなどがおこります。
また細菌性のものでは海のような色で粘り気のあるたんがみられることが多いようです。
炎症が広がると肺の膜(胸膜)に水やうみがたまり、菌が全身に広がると敗血症を引き起こします。

かぜが長く続いたときは要注意

市中肺炎ではかぜをこじらせておこること。風邪の症状と似ているので病院に受診しないと、症状が長引き、かぜの症状よりも重いのが特徴です。
感染の原因としては、体力や免疫力が低くなった65才以上の高齢者のほか、他の疾患にかかってしまった、などの理由で身体の免疫力が低下し肺にまで病原体が侵入して感染するケースが多いようです。とくに、かぜやインフルエンザにかかり、ウイルスによって気管が傷つけられてしまうと、病原体を体外に排出できず、肺炎にかかりやすくなってしまいます。

感染したウィルスの種類では、発熱はない、せきもあまり出ないなど軽い風邪と自己判断してしまう場合もあります。肺炎は治療が遅くなると重症化するケースが多いので、高熱や咳が続きたときはもちろんですが、軽い風邪が長引いたときは病院で受診することをお勧めします、